2013年 07月 17日
『ふるちゃんの暮らし探訪』~手仕事を愉しむ甲斐市のTさま~ |
これから、当社オーナーさんを訪ね、わたし古澤がその素敵な暮らしぶりを皆さんにご紹介する『ふるちゃんの暮らし探訪』を不定期連載いたします!!!(笑)
『ふるちゃんの暮らし探訪』の第1回目は、甲斐市のTさまの暮らしぶりをご紹介します。
Tさまの家があるのは、甲斐市(旧双葉町)の小高い丘の上。
ここ数年大規模な開発が続く住宅分譲地の近くにあるとは思えないほど、緑豊かな森に囲まれた静かな場所です。
大屋根の現代風民家のTさまの家。
東京にお住いのご夫婦はいずれこちらに定住しようと考えていますが、ご主人のお仕事の関係で、現在はまだ週末田舎暮らしを楽しまれています。
東京の家からは中央道を利用して1時間30分程の距離。
「こっちに来られると思うと、暑い中を頑張って仕事をした疲れも吹き飛ぶし、長距離ドライブも全然苦にならない」とご主人がおっしゃいます。
東京の家も都心から離れた場所にあり、今の家と同じようにのんびりと暮らすことが出来るそうですが、それでも、山梨へ家を建てようと思ったのは、「東京の家には畑がないから(笑)」とご夫婦。
ご希望だった緑に囲まれた家で、畑作りや手仕事に励まれる、Tさまご夫妻の楽しい週末田舎暮らしを拝見することができました。
「どうぞ~」という明るい声に導かれ、リビングに入ると一番に目に飛び込んできたのが、天井に吊るされたラベンダーの花。
ラベンダースティックやサシェ(匂い袋)を作るために乾燥させているそう。
「この天井の枠はラベンダーやミント・・・いろんな物を乾燥させるために作ってもらったのよ。社長さんにハーブとかを乾燥させるところが欲しいと伝えて、社長さんが大工さんに言ってイメージ通りのものが出来たの。これとても便利よ。」と奥さま。
天井に吊るされた籠の中にはたくさんの乾燥したミント。
冬に喉がいがらっぽいと感じた時に、乾燥ミントで作ったミントティーを飲むと喉がさっぱりして楽になるし、ラベンダースティックやサシェは防虫や芳香剤の代わりになる、とのこと。
週末に来た時に天井に吊るし、そのまま戸を閉めたまま東京へ戻られます。
閉めきった家の中でも鮮やかな色に仕上がっています。
「せっかくだから作ってみる?」と・・。手仕事が大好きな奥さまにラベンダースティックの作り方を教えていただくことにしました。
ラベンダーとリボンを器用な手つきでサクサクと編み込んでいきます。
あっという間にラベンダースティックの完成!!
教えていただく予定がお土産用に作っていただき終了となりました。(笑)
「ご主人の田舎暮らしの家での愉しみは?」とお尋ねすると「では、外へ行きましょう」
家の外にはご主人が楽しみの手仕事がありました。
“イケ子”と名付けた小さな鳥がくるという瓢箪形のビオトープは、ご主人が掘って作ったもの。
「畑や庭の草を綺麗に刈り込んでいた時は、蛇はもちろん、カエルやトンボも来なくなった。草はなるべく刈らずに自然のままに。水辺も作ったから鳥もカエルもたくさん来るでしょう。」とご主人。
敷地の一番隅は、崖になっていて谷から吹き抜ける風が心地よい。
この土地で一番涼しい、この場所を一人で開墾して林を作った。
自分で作った林の木にハンモックを吊るして、のんびりお昼寝をするのがこの夏の楽しみだとか。
谷からの爽やかな風に吹かれながらのお昼寝はさぞかし気持ちが良いだろうなぁ~と羨ましくなりました。
庭には、イチジク・柿・桃の他に ゆすら・桑の実・ブルーベリー・キウイなどの実がなる木が植えられています。収穫した実は大量のジャムになり、畑で採れた紫蘇やシイタケは乾燥させて保存食に。一年中、食卓に上がります。味噌は生まれた時から手作り。東京の家で釜戸で火を焚き味噌を作り、煙が出るからとご近所に作った味噌をお裾分けするのだとか。
数年前に図書館で読んだ本『奇跡のリンゴ』に感銘を受けたという奥さま。
「草はなるべく刈らずに自然のままの環境にしておきたい。自然の状態の中から生まれたものを食べて生きたいと思って・・・。人は普通に暮らしていたら消費するだけ・・・。消費するだけじゃなく自分で作れるものは自分で作りたいと思っているの。畑をしたり、手芸をしたり、味噌を作ったり、ケーキを作ったり・・・。あっ!家だけは作れなかったから頼んじゃったけど~(笑)」
緑に囲まれた田舎暮らしの家で大好きな手仕事を愉しみながら丁寧に暮らす~そんな素敵な暮らしに出逢うことができた今回の取材でした。(古澤)
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『今こそOMソーラー』
全国の書店にて発売中。
“明野 オーツノコさんの家”と“長坂 片桐さんの家”が掲載されています。
表紙も飾りました。
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Tさまの家があるのは、甲斐市(旧双葉町)の小高い丘の上。
ここ数年大規模な開発が続く住宅分譲地の近くにあるとは思えないほど、緑豊かな森に囲まれた静かな場所です。
大屋根の現代風民家のTさまの家。
東京にお住いのご夫婦はいずれこちらに定住しようと考えていますが、ご主人のお仕事の関係で、現在はまだ週末田舎暮らしを楽しまれています。
東京の家からは中央道を利用して1時間30分程の距離。
「こっちに来られると思うと、暑い中を頑張って仕事をした疲れも吹き飛ぶし、長距離ドライブも全然苦にならない」とご主人がおっしゃいます。
東京の家も都心から離れた場所にあり、今の家と同じようにのんびりと暮らすことが出来るそうですが、それでも、山梨へ家を建てようと思ったのは、「東京の家には畑がないから(笑)」とご夫婦。
ご希望だった緑に囲まれた家で、畑作りや手仕事に励まれる、Tさまご夫妻の楽しい週末田舎暮らしを拝見することができました。
「どうぞ~」という明るい声に導かれ、リビングに入ると一番に目に飛び込んできたのが、天井に吊るされたラベンダーの花。
ラベンダースティックやサシェ(匂い袋)を作るために乾燥させているそう。
「この天井の枠はラベンダーやミント・・・いろんな物を乾燥させるために作ってもらったのよ。社長さんにハーブとかを乾燥させるところが欲しいと伝えて、社長さんが大工さんに言ってイメージ通りのものが出来たの。これとても便利よ。」と奥さま。
天井に吊るされた籠の中にはたくさんの乾燥したミント。
冬に喉がいがらっぽいと感じた時に、乾燥ミントで作ったミントティーを飲むと喉がさっぱりして楽になるし、ラベンダースティックやサシェは防虫や芳香剤の代わりになる、とのこと。
週末に来た時に天井に吊るし、そのまま戸を閉めたまま東京へ戻られます。
閉めきった家の中でも鮮やかな色に仕上がっています。
「せっかくだから作ってみる?」と・・。手仕事が大好きな奥さまにラベンダースティックの作り方を教えていただくことにしました。
ラベンダーとリボンを器用な手つきでサクサクと編み込んでいきます。
あっという間にラベンダースティックの完成!!
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家の外にはご主人が楽しみの手仕事がありました。
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「畑や庭の草を綺麗に刈り込んでいた時は、蛇はもちろん、カエルやトンボも来なくなった。草はなるべく刈らずに自然のままに。水辺も作ったから鳥もカエルもたくさん来るでしょう。」とご主人。
敷地の一番隅は、崖になっていて谷から吹き抜ける風が心地よい。
この土地で一番涼しい、この場所を一人で開墾して林を作った。
自分で作った林の木にハンモックを吊るして、のんびりお昼寝をするのがこの夏の楽しみだとか。
谷からの爽やかな風に吹かれながらのお昼寝はさぞかし気持ちが良いだろうなぁ~と羨ましくなりました。
庭には、イチジク・柿・桃の他に ゆすら・桑の実・ブルーベリー・キウイなどの実がなる木が植えられています。収穫した実は大量のジャムになり、畑で採れた紫蘇やシイタケは乾燥させて保存食に。一年中、食卓に上がります。味噌は生まれた時から手作り。東京の家で釜戸で火を焚き味噌を作り、煙が出るからとご近所に作った味噌をお裾分けするのだとか。
数年前に図書館で読んだ本『奇跡のリンゴ』に感銘を受けたという奥さま。
「草はなるべく刈らずに自然のままの環境にしておきたい。自然の状態の中から生まれたものを食べて生きたいと思って・・・。人は普通に暮らしていたら消費するだけ・・・。消費するだけじゃなく自分で作れるものは自分で作りたいと思っているの。畑をしたり、手芸をしたり、味噌を作ったり、ケーキを作ったり・・・。あっ!家だけは作れなかったから頼んじゃったけど~(笑)」
緑に囲まれた田舎暮らしの家で大好きな手仕事を愉しみながら丁寧に暮らす~そんな素敵な暮らしに出逢うことができた今回の取材でした。(古澤)
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by yamaguchi-ko
| 2013-07-17 08:09
| オーナーさんのこと